ゆんたくダイアリー

食品リサイクルループ

梅雨に入り、雨の日が続いていますね。あじさい
暑い夏を前に、恵みの雨をしっかりと貯えたいところですが
集中豪雨のような雨はあまり降らないでほしいものです。

さて、
4月に弊社ホームページに新しい事業について掲載されました、
「食品リサイクルループ」
この言葉についてピンとこない方もいらっしゃると思うので、ここで少しご説明しますね。

食品リサイクルループとは制度のひとつで
正式名称は「再生利用事業計画の認定」と呼ばれます。
なんだかカタい名前ですね。
食品由来のゴミを出す人、そのゴミを再生する人、再生されたものを利用して農作物を作る人
そしてその農作物(野菜や肉など)を、ゴミを出した人が使うという循環システムを作り上げて
3者で一丸となり、ゴミを資源として循環利用しよう! というものです。

そもそも、この制度はどんな法律によって定められているのでしょうか??
その法律は『食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律』
(通称:食品リサイクル法)といいます。
食品の廃棄物の削減や、再生利用の促進を求めているのが主な内容です。

この法律に関係しているのは、
・食品製造・加工業者
・食品卸売・小売業
・外食産業         です。

特に、大量に食品廃棄物を出しているところは食品廃棄物の減量、再生利用は義務となっていて
取り組みが不十分な場合は企業名が公表される、なんて罰則もあります。
たくさんゴミを出すところはそれだけの責任があるので、きちんと取り組みなさい。
といったところでしょうか。
食品メーカーさん達は、ゴミを減らすために努力しているんですね~!
食卓では少量でも、食品ごみを減らす努力をしなければ、と反省です。

でも、それぞれの事業は様々なスタイルであって、簡単に出来る場合と、そうでない場合があります。

考えてみてください。
食品製造を行なっている工場から出る廃棄物は、まとまって一つの場所から出てきますが、
小売業・外食産業、つまりスーパーやレストランなどは、いろんなところから少量ずつ出てきます。

このようなものを集めて再生利用するのは、とても大変なことなのです。

そこで、再生利用をしやすいようにするために
「食品リサイクルループ」という制度が設けられました。
先に説明したように、3者で食品廃棄物を資源として循環利用できれば国に認定され
ある程度の免除を受けられるので、再生利用を行ないやすくする、というものです。

再生利用は、具体的には「飼料化」「堆肥化」「燃料化」などの手法がありますが
ふと考えてみると、昔の農村などでは普通に行なわれていたのでは? ・・と思いませんか?
そうです。小さな社会の中で、限られた資源をうまく利用するため、
昔からの知恵で循環型社会は作られていたのです。
それが社会構造の変化により、大量に生産し、大量に消費、廃棄する社会に変化してきた結果
今まで有効活用できていたものが、焼却処理されるようになってしまったのです。

苗ただ燃やしてしまうだけではCO2も多く排出してしまうので、
この大量に廃棄される食品廃棄物について、ただ捨てるのではなく有効活用するようにしましょう!!
と決めたのが「食品リサイクル法」であり、「食品リサイクルループ」という制度で、現在50件以上の取り組みが認定されています。

そして、三友プラントサービスで行なっている
コーヒー豆かす/牛のエサというのは、この制度で認定されたのは初めての事例です。
弊社では、この再資源化のタネを、しっかりと育てていきたいと考えています。

今回お話した食品廃棄物は、実は家庭から出る分もかなり多いのです。
皆さんも、食品のゴミについて考えてみてはいかがでしょうか?