ゆんたくダイアリー

風花便り2017

雪」という単語を持たない民族は「雪」にであったとき、どのように表現するのでしょうか?
「雪」をもたない民族はきっと「氷」も持ちませんよね。
だとすると「空から落ちてくるつめたい水の小さなかたまり」でしょうか?
エスキモーの言語では「雪」が20種類以上、その表現に使用されるであろう「白」も60種類以上あるとか。
言語は必要があるから単語をうみだすはずなので、ない事象についてはその単語を持たないと思うのです。

こんにちは。カブです。みなさん、かぜひいてませんか?
ボクのいる安平町はいまこの瞬間も、音もなく雪が降り続いています。
ボクの飼い主は雪を“白い悪魔”と呼んで一生涯見たくないと言っていますが、雪のない地域のかたにとっては憧れでもあるようで北海道はあいかわらずの人気です。
台湾やタイからたくさんのお客さまがいらっしゃっています。
飼い主馴染みのゴルフ場では冬期間の80日間のみスノーランドの営業をしていますが、結構な賑わいだそうで、もはや本業の営業マンの地位がおびやかされるほどの勢いだとか。

今冬は昨シーズンとは違った降りかたで安平町は多いです。
始まりも早く、札幌市や各地で記録的な積雪量になっています。
でもいっぽうで妙に少ない地域もあります。
例年ならゾッとするような高さにまでなっている内陸部で意外に低い雪の壁をみたりします。
報道番組で流されるのはインパクトのある映像のみですよね。
結果、全体像が見えないまま、行かない地域の印象がきまるんですね。

ボクを可愛がってくれる早来支店のT君(愛知県出身)は北海道に来るまで、冬の北海道でどうやって暮らすのだろうと本気で思っていたそうです。
降雪地方の雪は富めるものにも貧しきひとにも老いたるひとにも若きひとにもまんべんなく平等に降り積もります。
T君は昨日一昨日と連続で別に身内ではないご老人宅の雪かきに出かけていきました。
少しほっこりしました。ボクの毛皮のせいではないと思う。
願わくはこの雪のようにこの記事を読んでくださったすべてのひとに幸せが降りつもりますように。
新年の挨拶とさせていただきます。
え、遅いって? ボクは旧暦で暮らしているんですよ。
それではまた会いましょう。