ゆんたくダイアリー

豆知識⑥

Don’t think! Use your instincts! 考えるんじゃない、本能に従うんだ。
すいません、いまだにスターウォーズ病が抜けていないカブです。
みなさん、お元気ですか。
いま(2017.06.12)ボクのいる早来最終処分場あたりは最高の季節を迎えています。
さわやかでまさに宝物のような時間が流れています。
ボクの(怠け者の)飼い主は一年中こんな感じだといいな~ってぬかしています。
ボクの飼い主は暑いのも寒いのもきらいと公言しているやつでして、本気で常春の国を探していたことがあるくらいです。
飼い主いわく、探せばあるそうで、赤道付近のいわゆるコーヒーベルトの高山地帯がそれに近いそうです。

さて、前回、行政代執行の話をしました。
たぶん99%のかたは一生涯、行政代執行と縁がなく過ごされることと思います。
行政代執行と聞いて、「ああ、そう言えば以前ニュースで聞いたことがあったかな……」と思われるかたがほとんどではないでしょうか。
道路をつくる際の立ち退き命令に従わないなどのときに、最後の手段として強制的に撤去するなどの例があります。そういえばゴミ屋敷の片づけで行われるケースもありますね。

原則として行政代執行とは本来の行為者がその行為をいつまでも行わないときに行政がその行為者に代わってその行為を行う制度です。
不作為状態にあることが(平たく言うとなんにもしないでいると)公共の利益に著しく害を及ぼす場合に適用が検討されます。
尚、費用は税金で行われますが、行政側で本来の行為者に請求します。これを法律用語で「求償」といいます。
ですが、なかなか回収できないのが現実です。

行政代執行は「行政」の持つ「伝家の宝刀」です。
「伝家の宝刀」と言ったのには二つの意味があります。
ひとつは絶大な力を有すること。
もうひとつはめったに抜かないということ。
以前にも申し上げましたが日本は法治国家を標榜しており、かつ民主国家も標榜しております。
財産権をはじめとした個人の自由が認められています。
で、行政代執行はこの個人の自由を著しく阻害する行為になります。
なので滅多に抜かない伝家の宝刀なんです。

ところがです。
産廃業界に身を置いているとしばしば行政代執行の話を聞く機会を得ます。
不法投棄案件を解決するには行政代執行せざるを得ないからです。
行為者が不明、もしくはわかっていてもやる気がないとかあるいは塀の中、はたまた鬼籍に入っているなどで当面お金を出しそうなものがいないケースとなれば仕方のないことです。
そんなわけで我が三友グループにはやたらと行政代執行にかかわってきたひともいらっしゃいます。
ボクの飼い主は一回だけって言ってました。
北海道が代執行した硫酸ピッチ事案で、産業廃棄物処理業許可は不要だけれど設置許可は必要との契約内容に驚いていました。
硫酸ピッチについては三年まえのゆんたくカフェ(薫風便りⅢ)をご参照ください。

三年まえか、ボクも若かったなぁ……。
あの頃はまだクルマにとび乗れたもんな。
郷愁にひたっている場合でもないか、ほんじゃ、早来支店のTくんの息子でも散歩してやろうかな。
え、おまえが散歩してもらっているんだろうって?
見解の相違だね、えへへ。じゃあね、みなさんバイバイ。